2012年9月30日日曜日

【11/1開講】専門医に聞く「長生き時代の健康管理と知恵」


老いは誰にでもやってきます。

その老後を明るく捉え、人生の仕上げとするために
病気の知識・予防・付き合い方・終末医療等にどう向き合のか、
充実した人生の送るための知恵を学びませんか?

今回健康班が企画した講座では、専門医4人により、
今関心をもたれているテーマに、
一歩踏み込んだ健康管理知識と最新情報について、
具体的事例を交えてわかりやすく、お話します。

健康について、ご一緒に考えてみませんか?


日 時 11月1日(木)、8日(木)、13(火)、22日(木) 14:00~16:00
受講料 3,600円
場 所 札幌市生涯学習センター ちえりあ 2階 中研修室2
申込み ちえりあ(電話011-671-2311)までお問い合わせください。

       この講座は終了しました。ありがとうございました。

期 日 各回タイトル 講 師
1  11/1
 「ガン」の正しい知識と医療の最前線
 国立病院機構 北海道がんセンター
院長 西尾 正道
 2   11/8
元気で長生きするための病気との付き合い方
 ~健康維持の基本と生活習慣病の知識を学ぶ~

医療法人社団銀杏会川西内科胃腸科病院
院長 川西 譲児
3  11/13  脳卒中の予防と早期発見法
札幌医科大学病院 神経内科
助教 齋藤 正樹
4  11/22  老いの医療と人生論ノート
医療法人社団慈佑会 方波見医院
院長 方波見 康雄

チラシはこちらです。

2012年7月23日月曜日

「ら・ちえりあって」7月号

ちえりあのパンフレットコーナーで
「ら・ちえりあって」7月号が配布されていました。




「ら・ちえりあって」は、ちえりあ館内のイベントや講座情報を
お知らせする「ちえりあ」の広報誌です。
7月はリニューアル号となっており、
これまでの年4回から年6回発行に変わりました。

7月号のちえボラ的見どころは、裏表紙!
「日々是学習」欄で、今月はちえボラの活動が紹介されています。



16ページには、6月に実施した札幌学班の「石狩川とともに」の
講座実施報告も掲載されていますので、是非ご覧ください。



「ら・ちえりあって」の横で「ちえりあフェスティバル」の
イベントチラシの配布も始まっていました。



フェスティバルは、ちえボラにとっても毎年恒例の夏の一大行事です。
今年は8月25日(土)、26日(日)開催。
大人から子供まで幅広い世代に楽しんでもらえるイベントを企画しました。
どうぞご期待ください。

2012年7月11日水曜日

初めて講座運営に参加して


 今回は、4月にちえボラに入った方が、初めて講座運営に参加された感想です。



 社会・環境班で企画した講座「動物からみた人間との共存~野生動物の声に耳を傾けてみませんか~」を6月1日から6月22日までの毎週金曜日、全4回行いました。

 ちえボラの一員として4月から1ヶ月間の研修で、級長さんの分かり易く丁寧な指導を受けて、社会・環境班で打ち合わせをした後、受付係りとして講座の運営に参加しました。
  
 初回は、講師の金澤先生の「野生動物と共存し豊かな社会」のテーマで、スクリーンに映し出される画像を交えて解説され、講師による2時間の熱弁と受講者からの活発な質問で、講座が盛り上がっていました。
  
 受講者の方々の声からも、とても満足して頂けたと思う講座でした。


今後も札幌市民のみなさんが魅力を感じて、受講したくなるようなテーマの講座を目指して、活発に意見を出し合い、議論していきたいと思います。
(T.U)

2012年6月29日金曜日

北海道文学の流れ~船山馨

6月14日は「北海道文学の流れ」の2回目ということで、
「石狩平野」の著者である船山馨を学びました。

会場も受講者の皆さんで盛り上がっています。
北海道文教大学の北村巌講師も、
「船山馨はもっとも好きな作家です。」と言って話に力が入ります。



船山馨は、札幌の三吉神社の近くで生まれ、
「石狩平野」「北国物語」など  札幌を舞台にした作品がたくさんあります。

先週の函館に引き続き、今回は札幌の船山馨観光スポットの紹介。

船山馨追悼のために発行された貴重な「落合文化」や
講師所蔵のコレクションに受講者のため息が出ます。  


ちえボラの自宅にあった船山馨直筆のハガキも登場。



北海道文学にもっと触れてみたいと思うような講座でした。

大通公園のビルの谷間に立つ船山馨生誕の碑


(S.N)

2012年6月11日月曜日

【10/5開講】エネルギー事情の未来と課題

稚内の再生可能エネルギー自給率が90%を超えるまでになってきていることを、ご存じでしたか?

一方で、日本全体をみてみると、石油の高騰、石油資源の枯渇、原子力の安全性、新エネルギー開発の遅れ等が指摘されています。

この講座では、新エネルギー・省エネルギー・地球温暖化対策等を様々な事例を交えてわかりやすく解説していきます。
また、年間通して吹く強風を活かした風力発電をはじめ、先進的な新エネルギー導入によるまちづくりに取り組んでいる稚内の取組を紹介します。

北海道から日本、そして世界のエネルギーについて考えてみませんか?

日 時 10月5日、12日、19日、26日(毎週金曜) 14:00~16:00
受講料 3,600円
場 所 札幌市生涯学習センター ちえりあ 2階 中研修室2

申込み ちえりあ(電話011-671-2311)までお問い合わせください。

この講座は終了しました。ありがとうございました。

  期 日  各回タイトル  講 師 
1  10/5  なぜ稚内に新エネルギーを導入したのか  北海道地球温暖化
防止活動推進員
三浦 規光
 2   10/12  風力発電・太陽光発電の実施例と将来方向の課題
 3  10/19  世界の新エネルギーと日本の電力事情
                                                (環境問題)
 4  10/26  新エネルギーと持続可能なまちづくり

講座チラシは、こちらです。

2012年6月10日日曜日

【9/12開講】太古のさっぽろに想いをはせる~遺跡は何を語るか~


みなさんは、北海道の遺跡を見に行ったことがありますか?

近年、北海道の遺跡の発掘・調査がさかんに行われています。

本州とはどのような違いがあるのでしょうか。
北海道の遺跡は何を語ってくれるのでしょうか。

さて、今回は
「北海道の考古学概説」    北海道大学大学院文学研究科教授 小杉 康 先生
「札幌の地形の成り立ちから、旧石器・縄文文化まで」
北大埋蔵文化財調査室員 高倉 純 先生
「続縄文文化から擦文文化にかけて」  北大埋蔵文化財調査室員 守屋 豊人先生

最後の4回目の講座は、
北大のキャンバス内を遺跡トレール・ウォークです。

秋のいい季節に遺跡を学びながら北大構内を歩きましょう。

日 時 9月12日(水)、19日(水)、26日(水) 18:45~20:45
      30日(日)10:00~12:00(現地学習)
受講料 3,600円
場 所 札幌市生涯学習センター ちえりあ 2階 中研修室2
       ※30日は北大キャンパスで現地学習を行います。
申込み ちえりあ(電話011-671-2311)までお問い合わせください。

 この講座は終了しました。ありがとうございました。   

期 日 各回タイトル 講 師
1  9/12
 北海道の考古学概説
 北海道大学大学院文学研究科
教授  小杉 康
 2   9/19
 札幌の地形の成り立ちから、旧石器・縄文文化まで
北大埋蔵文化財
調査室員 高倉 純
3  9/26  続縄文文化から擦文文化にかけて 北大埋蔵文化財
調査室員
守屋 豊人
4  9/30  北大キャンパスの人類遺跡トレール・ウォーク 上記小杉、高倉、守屋の各氏

チラシはこちらです。

2012年6月9日土曜日

【8/1開講】日本画の魅力~魁夷と道産子の巨匠達~


 日本画と聞くと、何か古いものを感じさせますが、
 実際は形式や題材もバラエティに富んで、
 私たちにむしろ新鮮な驚きや魅力を感じさせる世界が広がっています。

 今回は、北海道立近代美術館で同時に開かれる二つの展覧会に登場する画家たち、
 日本画の新境地を開拓した「東山魁夷」と、
 北海道ゆかりの日本画家「山口蓬春」、「岩橋英遠」、「片岡球子」らを中心に、、
 日本画の魅力を学びます。

 最終回は、実際に北海道立近代美術館で、
 「東山魁夷展」と「蓬春、英遠、球子―北海道が生んだ日本画の巨匠たち
 2つの展覧会を鑑賞します。

 あなたも日本画の魅力にはまってみませんか?

日 時 8月1日、8日、22日、29日(毎週水曜) 14:00~16:00
受講料 3,600円
     ※別途観覧料金(大人1,500円、65歳以上1,200円)が必要です。
場 所 札幌市生涯学習センター ちえりあ 2階 中研修室2
     ※29日は北海道立近代美術館で現地学習を行います。
申込み ちえりあ(電話011-671-2311)までお問い合わせください。
 

 この講座は終了しました。ありがとうございました。   

期 日 各回タイトル 講 師
1  8/1
 日本美術の魅力
 北海道立近代美術館
主任学芸員
五十嵐 聡美
 2   8/8  東山魁夷と同時代の画家たち 同美術館 学芸員
村山 史歩
3  8/22  蓬春、英遠、球子と北海道の画家たち 同美術館 主任学芸員
穂積 利明
4  8/29  「東山魁夷展」と「蓬春、英遠、球子-北海道が生んだ日本画の巨匠たち」を学ぶ 同美術館
主任学芸員 穂積 利明
学芸員 村山 史歩


2012年5月14日月曜日

講座報告「北海道の芸術 この50年」~演出家 守分寿男の描いた北海道~


 平成23年度に実施した講座の実施報告を、会報誌「ちえボラLINK」から転載します。
 今回は平成23年11月にアート班で実施した講座「北海道の芸術 この50年」です。




 真っ青な空、小高い丘を全力でこちらに駆け下りる一頭の牡馬。
 青い空と光が溢れた北国の秋の草原を疾走する逞しい四肢が実に美しい。

 若く血統つきのサラブレッドでなく、少し馬齢を重ね重き荷を引く
ばんえい競馬用の肢体は無骨で逞しく、野にあると一層輝く美しさで迫ってきます。

 この撮影は丘のこちらに雌馬を配して鳴かせ、
丘の向こうの牡馬を離して走らせたそうです。

 昭和48年9月30日東芝日曜劇場「ばんえい」の1場面です。
 この年の芸術祭優秀賞とギャラクシー個人演出賞(守分寿男氏)を受けています。

 テレビカメラによる撮影技術を駆使し馬や風景の撮影を通じて
登場人物の心象表現に高めるユニークな演出が認められました。

 使い方が素晴らしいのでしょう、
喋れたならこの馬は最優秀助演賞に輝いたに違いありません。

 そうウマくはいきませんでしたが。

講座風景

 稀代の女優田中絹代と名優笠智衆が主演の「幻の町」は
東芝日曜劇場千回記念番組(昭和51年2月8日)。

 20年住んだ樺太から引揚げてきた老夫婦が、
出会い・結婚・娘を育てその子を埋めた、かの地の思い出を
形にしようと地図つくりを始め、どうしても分からぬ所を埋めようと
訪ねた厳寒の小樽での1日の物語。

 台本を読んで快諾した田中が、寒いからと出演を渋る笠を
「役者たるものこれが最後の作品と言う、それくらいの覚悟が必要よ」
と説得して実現した企画。

 軒先から長いつららが下がる小樽の家の前で
ひょんなことから口付けの話になり

  「50年連れ添ってますが、1度もしてもらったことありません」

  「ほーか、して欲しいか」

  「はい」

と言われ、笠が素早くキスした後、
少年のように後ろを向いてスキップしました。

 飄々とした笠の心のときめきが伝わってきました。
 これもこの年の芸術祭優秀賞を頂きました。

 「北海道の芸術 この50年」1回目映像分野
~守分寿男の描いた北海道~長沼修講師の講座の1コマです。

2012年5月13日日曜日

講座報告「私たちの知りたい水の話」


 平成23年度に実施した講座の実施報告を、会報誌「ちえボラLINK」から転載します。
 最初は平成23年5月に環境班で実施した講座「私たちの知りたい水の話」です。



平成23年5月13日から6月3日の毎週金曜日、日常生活を支える都市インフラ・地球環境に対する理解と関心を深めることを目的として企画した、水をテーマにした講座を実施しました。

講座の第1回目と第3回目は、北海道大学の岡部聡教授から、私達の使用する水がどのようにして供給されているのか、またその安全性、水の価値などを学び、今後水ビジネス、水道の民営化、森林の買い占めなど、国際的な動向に注目していくことなどを学びました。

1回目の講座風景

次に、さっぽろ健康スポーツ財団中央健康づくりセンターの管理栄養士さんから人にとっての水の役割、水分不足になると動脈硬化が起こり心筋梗塞になることや、痛風・関節痛、熱中症を引き起こすことも学びました。

最終日は、札幌市水道局給水部・計画課長と課員3名より、札幌市の水道の歴史、水道が各家庭に届けられる方法、札幌市が行っている災害が起きたときの水の供給について学び、浄水場で水をきれいにする方法を受講者全員が実験に参加し、その仕組みについて理解を深めることが出来ました。

水をきれいにする実験中

今回、東日本大震災での放射能による水への影響や人体への害はどの程度なのか、また、放射能を取り除く処置はどのように行っているのかなど、講座の中で分かりやすく解説してくれたこともあり、放射能に対する理解を深めることが出来ました。

命の水ということが実感され、水を新たな観点で見ることが出来きるようになったのではないかと思います。 

2012年4月6日金曜日

【6月6日開講】石狩川とともに~母なる大河の歴史と未来~


川は多くの恵みをもたらしますが、時として甚大な被害を及ぼします。人は昔から川を治めることに知恵を絞ってきました。

「石狩川とともに~母なる大河の歴史と未来~」では、第1講と第2講は石狩川開拓の歴史をひも解き、氾濫の脅威と治水に心血を注いだ先人の偉業を学びます。

岡崎文吉らの調査により治水計画が策定され、本格的な治水事業が始まります。蛇行した河道を直線化する捷水路工事は何をもたらしたのか、また、戦後の大規模な改修、利水により、土地利用がどのように変わってきたのかを考察します。

第3講では、豊平川、琴似川、発寒川の度重なる洪水に悩まされた札幌が、どのように治水し安全を確保してきたのかをふり返ります。

第4講では、温暖化による豪雨の発生が懸念される現在、住民の安全をどのように守るのか自然環境保全にも目を向け石狩川の未来を考えます。

日 時 6月6日、13日、20日、27日(毎週水曜) 18:45~20:45
受講料 3,600円
場 所 札幌市生涯学習センター ちえりあ
申込み ちえりあ事業課(Tel 011-671-2311)までお申し込みください。

 この講座の申込は終了しました。ありがとうございました。     

期 日 各回タイトル 講 師
1  6/6
 開拓期の石狩川
 北海道大学大学院工学研究院 特任教授
鈴木 英一
 2   6/13  石狩川改修の始まりと利水
3  6/20  札幌の治水
4  6/27  石狩川と流域の未来

講座チラシはこちらです。


2012年4月5日木曜日

【6月1日開講】動物からみた人間との共存~野生動物の声に耳を傾けてみませんか~


野生動物・外来種の現状やその環境を知り、将来、自然環境と調和できる
社会の仕組みをいかに作り上げるかを学びませんか?

人間を取り巻く環境の中でヒクマやエゾシカなどの野生動物との共存は、
どのようにおこなわれていくべきものなのか、また、外来種のアライグマなどの
対処方法を講義と現地学習をまじえ学ぶと共に、将来、自然環境と調和できる
社会の仕組みをいかに作り上げるかを学びます。

日 時 6月1日、8日、15日、22日(毎週金曜) 14:00~16:00
受講料 3,600円+入園料
                    入園料は大人600円、65歳以上は無料です。

場 所 札幌市生涯学習センター ちえりあ
     6月22日は円山動物園で現地学習を行います。
申込み ちえりあ事業課(Tel 011-671-2311)までお申し込みください。
     

 この講座の申込は終了しました。ありがとうございました。 
  

期 日 各回タイトル 講 師
1  6/1  聞こえますか?野生の叫び
 ~野生動物と共存し豊かな社会~
 社会福祉法人札幌市中央区社会福祉協議会 事務局長
 元円山動物園園長
金澤 信治
 2   6/8  北海道における野生動物の生態系の変化
~現状と課題~
酪農学園大学農食環境学群環境共生学類 准教授
吉田 剛司
3  6/15  外来種により壊れかけてる生態系
~アライグマなどの現状と対処方法~
4  6/22 動物の社会を知る
~円山動物園での現地学習、視察~
社会福祉法人札幌市中央区社会福祉協議会 事務局長
 元円山動物園園長
金澤 信治



講座チラシはこちらです。

2012年4月4日水曜日

【6月7日開講】北海道文学の流れ~亀井勝一郎、船山馨、八木義徳、佐藤泰志~


 平成24年6月7日から、毎週火曜日の夜間、4回講座「北海道文学の流れ~亀井、船山、八木、佐藤~」を行います。

 一昨年の秋に実施した「北海道文学の流れ~啄木・有島・多喜二・島木~」に引き続き、講師は北海道文教大学の北村巌先生です。


 前回の講座では北村講師の豊富な資料に裏打ちされた熱心な語り口が、とても好評でした。

 北海道の文学は豊かな大地と厳しい自然風土、そして本土から新天地を求めて移住してきた人々による開放的な精神性をもとに形成されてきました。


 開明的な作家を多く輩出してきた函館をはじめ、労働者の街・室蘭からはそのような社会性を色濃く残した作家が生まれ、札幌からはフロンティア精神に満ちた清新な作家・作品が多く誕生しています。

◆日 時 6月7日、14日、21日、28日(毎週木曜) 18:45~20:45
◆受講料 3,600円
◆場 所 札幌市生涯学習センター ちえりあ
◆申込み ちえりあ(電話011-671-2311)までお問い合わせください。

 この講座の申込は終了しました。ありがとうございました。     

 期 日 各回タイトル 講 師 
1 6/7 自己を凝視し続けた良人・亀井勝一郎 北海道文教大学
講師 北村 巌
 2  6/14 五十路にして開花せし、船山馨の文学
 3 6/21 出生とともに与えられた宿命を背負いて時代と向き合う作家・八木義徳
 4 6/28 若くして老成した作家・佐藤泰志


講座チラシはこちらです。