平成24年6月7日から、毎週火曜日の夜間、4回講座「北海道文学の流れ~亀井、船山、八木、佐藤~」を行います。
一昨年の秋に実施した「北海道文学の流れ~啄木・有島・多喜二・島木~」に引き続き、講師は北海道文教大学の北村巌先生です。
前回の講座では北村講師の豊富な資料に裏打ちされた熱心な語り口が、とても好評でした。
北海道の文学は豊かな大地と厳しい自然風土、そして本土から新天地を求めて移住してきた人々による開放的な精神性をもとに形成されてきました。
開明的な作家を多く輩出してきた函館をはじめ、労働者の街・室蘭からはそのような社会性を色濃く残した作家が生まれ、札幌からはフロンティア精神に満ちた清新な作家・作品が多く誕生しています。
この講座の申込は終了しました。ありがとうございました。
回 | 期 日 | 各回タイトル | 講 師 |
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1 | 6/7 | 自己を凝視し続けた良人・亀井勝一郎 | 北海道文教大学 講師 北村 巌 |
2 | 6/14 | 五十路にして開花せし、船山馨の文学 | |
3 | 6/21 | 出生とともに与えられた宿命を背負いて時代と向き合う作家・八木義徳 | |
4 | 6/28 | 若くして老成した作家・佐藤泰志 |
講座チラシはこちらです。
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