川は多くの恵みをもたらしますが、時として甚大な被害を及ぼします。人は昔から川を治めることに知恵を絞ってきました。
「石狩川とともに~母なる大河の歴史と未来~」では、第1講と第2講は石狩川開拓の歴史をひも解き、氾濫の脅威と治水に心血を注いだ先人の偉業を学びます。
岡崎文吉らの調査により治水計画が策定され、本格的な治水事業が始まります。蛇行した河道を直線化する捷水路工事は何をもたらしたのか、また、戦後の大規模な改修、利水により、土地利用がどのように変わってきたのかを考察します。
第3講では、豊平川、琴似川、発寒川の度重なる洪水に悩まされた札幌が、どのように治水し安全を確保してきたのかをふり返ります。
第4講では、温暖化による豪雨の発生が懸念される現在、住民の安全をどのように守るのか自然環境保全にも目を向け石狩川の未来を考えます。
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回 | 期 日 | 各回タイトル | 講 師 |
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1 | 6/6 |
開拓期の石狩川
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北海道大学大学院工学研究院 特任教授 鈴木 英一 |
2 | 6/13 | 石狩川改修の始まりと利水 | |
3 | 6/20 | 札幌の治水 | |
4 | 6/27 | 石狩川と流域の未来 |
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