5月10日、「北海道の気候変動~特に水産資源への影響」の講座で、札幌管区気象台の見学に行ってきました。普段は個人見学ができない施設内を、職員の方から解説を受けながら案内していただきました。
職員は24時間体制で、パソコンの観測データ画面と道内各地の定点カメラが捉えている画像を見ながら気象状況の監視をしています。
風向計、風速計、雨量計とパソコンが連動して計測できるのを実際に測ってみました。
屋外に設置されている観測機器の説明を受けました。
気象台の観測塔は、周りの建物が高くなったために観測不向きとなりました。現在は隣接する開発局の塔に観測機器を設置し、ケーブルでデータを気象台に引き込んでいます。
今年の桜の開花は遅かったですね。見学に行った日は開花宣言が出るかもしれない、とマスコミ関係者が気象台内の桜の標準木を撮影に来ていましたが、この日に開花宣言は出ませんでした。残念…。