講座内容
北前船の蝦夷までの航海は、江戸時代は一年間に一航海が一般的で、中には2~3往復することがありました。1週間で着くこともあれば、風の都合で3週間もかかるものもありました。
北前船は身欠ニシン、ニシンの〆粕、数の子、昆布などの海産物やニシン肥料を満載して、蝦夷地を離れ途中奇港しながら大坂に入港しました。こうして近江商人などは、場所請負制度を利用し、武士に代わってアイヌとの交易で莫大な利益を得ました。この講座では蝦夷地に経済と文化を運んだ北前船の成り立ちからその文化、主な
日 時:平成27年 11月7日、11月14日、11月21日、11月28日
毎週土曜日14:00~16:00 【全4回】場 所:札幌市生涯学習センター(ちえりあ)
2階 中研修室2ほか
受講料:3,600円 定 員:30名
講師:一般財団法人史文化財団北海道歴史財団
野外博物館北海道開拓の村
副館長 中島 宏一
第1講 11月7日(土)
北前船交易の先駆者は近江商人
第2講 11月14日(土)
小樽に足跡を残す北前船主
第3講 11月21日(土)
北前型弁財船、酢徳利は北前船が運んだ
第4講 11月28(金)
運賃積、マッサンの故郷にも遺構
終講しました。
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