百人一首から詠む六百年の歴史
【講座内容】
藤原定家は73歳で人生の集大成である『百人一首』(1235年)を編纂
しました。時は、武士の時代。貴族は経済力も政治力も持たず、身に付
けた文化が彼らの誇りでした。定家は600年代~1200年代までの100人
の歌人を選び、彼らの人生を象徴する歌を1首選びました。それぞれの
時代だからこそ詠まれた和歌を味読しながら、時空を超えたそこに確か
に生きていた人の言葉に耳を傾けてください。
第1回 2月24日(金) 古代の王の和歌 ~「秋の田の」・「春過ぎて」~
第2回 3月 3日(金) 奈良時代・平安初期の和歌 ~「天の原」・「心あてに」~
第3回 3月10日(金) 王朝期の和歌 ~「忘れじの」・「あらざらむ」~
第4回 3月17日(金) 鎌倉時代の和歌 ~「さびしさに」・「ももしきや」~
終講しました