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講座内容
サッポロ・シティ・ジャズで市民が親しむようになったジャズ。ジャズは黒人労働者の怒りや苦悩から生まれたブルースを経てニューオーリンズで誕生しました。その後シカゴやニューヨークなど全米に広まると進化、多様化しヨーロッパにも普及していきました。日本では戦後にジャズが解禁となり、進駐軍の基地やライブハウスなどで演奏され、たくさんのミュージシャンが育っていきました。この講座ではそのジャズを解説と生演奏で学んでいきます。
明治以来、北海道には多くの人々が新天地を求めてやって来ました。中でも、本州北端のかつて「南部」と呼ばれていた地域の人たちが、各分野で活躍しました。この講座では、その中でも良く知られている佐藤昌介と新渡戸稲造に焦点をあてます。南部盛岡藩の武家にうまれた二人は兄弟のように育ちました。札幌農学校の1期生、2期生として卒業した二人は、昌介は北海道帝国大の設立発展に、稲造は国際連盟事務局次長として国際紛争に調停に尽力していきます。二人の生涯に詳しい小笠原先生と三上先生に、魅力的な講義をしていただきます。